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NEWS※便秘の方の食事について

2019.10.01

便秘の種類は大別すると2つあります。

① 弛緩性便秘
筋力の低下などにより、腸の動きが鈍くなったことで起きる便秘です。
腸内に長時間留まるため、水分が吸収されてどんどん固くなり、ますます出にくくなるという悪循環を生みます。

② けいれん性便秘
腸の蠕動運動がストレスなどの理由で過剰になり、けいれん状態になって便の流れが
スムーズに行われずに起こる便秘です。
けいれんがおさまって腸の動きが活発になると下痢を起こすので、
便秘と下痢を交互に繰り返す傾向にあります。

○「弛緩性便秘」を解消するためのひと工夫
・水分はたっぷりと…
水分をとることで便はやわらかく、出やすくなるためこまめにとりましょう。
また、冷たい水・牛乳は胃腸を刺激して排便を促す効果があります。
起床後に飲む習慣をつけるとよいでしょう。

・野菜や海藻類は積極的にとり入れる…
野菜や海藻類に多く含まれる食物繊維は、消化されずに腸に送られて便のかさを増やし、
腸の動きを促して便通をスムーズにする効果があります。
食物繊維は、ごぼう・たけのこ・かぼちゃ・イモ類・豆類・海藻類・切り干し大根などに多く含まれています。

・香辛料、酸味、脂質を適度に…
香辛料や酸味は大腸を刺激して排便を促します。また、適度な脂質は便のすべりをよくしたり、
含まれる脂肪酸が腸を刺激してくれます。

・3食きちんと食べる…
ダイエットなどで過度に食事量を減らしてしまうと、便
 の量も減るため便秘になります。
腸内環境を整えてくれる食品(ヨーグルト、キムチ、食物繊維を多く含むもの)を意識し、
3食きちんととることも大切です。

○「けいれん性便秘」のときの注意点
・腸の緊張を抑えるため、刺激の少ない食べ物をとるのが基本です。
香辛料や酸味の強いもの、揚げ物など脂肪の多いもの、アルコール、カフェインは控えましょう。

※お知らせ
・後期高齢の検診が、10月1日より始まります。
 予約制となっておりますので、事前にお問い合わせ下さい。
・インフルエンザ予防接種を、10月中旬より開始予定です。詳しくは、10月以降にお問い合わせ下さい。
(TEL 0968-72-5611)

(文責:本田)

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