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NEWS2019年シーズンの花粉飛散傾向

2019.02.08

春の訪れが待ち遠しい昨今ですが、皆様いかがお過ごしですか。
インフルエンザも流行中ではありますが、そろそろ花粉症の辛い季節になって来ました。
今回の会報では花粉症における2019年の飛散傾向及び日常での対策を検証してみましたので、参考にしてみて下さい。

.2019年シーズンの花粉飛散傾向
2019年春の花粉飛散量は、例年比でみると、東北から近畿、九州はやや多い地方が多く、中国地方では多いでしょう。
一方熊本では前年と比較し1.5倍~2倍の花粉が飛散する事が予報で発表されています。
スギ花粉の飛散開始は、2月中旬に九州や四国、東海、関東地方の一部から花粉シーズンがスタートする見込みです。
花粉症の方にとっては、辛い季節がやってきました。
現在のところ、確実な根本的療法はありませんが、対策や治療により症状を軽減することができます。
症状が出る前から対策や治療を開始することで、シーズン中の症状をより和らげることができますので、早めの対応が重要です。

花粉症の日常対策
花粉に触れる機会・量を減らすことが大切です
ニュースなどで花粉の飛散状況をチェックし、飛散の多いときには念入りに対策したり、外出を控えたりするようにしましょう。
具体的な対策としては、以下のような対策が有効です。
☆ マスク、眼鏡、帽子を着用する。
☆ 表面がすべすべした素材のコートを着用する。
☆ 帰宅時に衣服や髪をよく払ってから入室する。
☆ 入室後、すぐにうがい、手洗い、洗顔をする。
☆ 窓、戸をなるべく閉めておく。換気時には窓を小さく開け、短時間にとどめる。
☆ 洗濯物の外干しは避け、室内干しや乾燥機を使用する。
☆ こまめに掃除をする。特に窓際を念入りに掃除する。
☆ 空気清浄器を使用する。

その他に、喫煙、睡眠不足、過労、ストレス、偏った食事などは症状を悪化させる要因といわれていますので、シーズン中はこれらを避けるといった配慮も必要でしょう。
花粉症の症状の出方や重症度は人それぞれで、薬の効果にも個人差があります。
市販薬もいろいろありますが、病院ではそれぞれに合った方法で最適な治療を行うことができます。
例年症状がつらい方は、医師と相談されることをお勧めします。

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