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NEWS※高血圧症をもっと知ろう!!

2019.01.01

○血圧とは・・・
心臓の収縮・拡張によって血液は動脈を通して全身に流れます。血液を送り出すために,
心臓が最大に 収縮したときに血管にかかる圧力を収縮期(最高)血圧といいます。
加齢や動脈硬化により血管壁が硬く なると上昇します。
心臓が最も拡張し,血液が心臓内部にためこんだと きにも,ある程度動脈には圧力がかかっています。
そのときの圧力を拡張期(最低)血圧といいます。

○高血圧の診断
収縮期血圧140mmHg以上,もしくは拡張期血圧90mmHg以上の 場合は高血圧と診断します。
家庭血圧は,起床後1時間以内,排尿後,朝食前に測定します。

○高血圧の原因と自覚症状
遺伝,塩分過剰な食生活,肥満などで生じる本態性高血圧と,腎臓病やホルモン異常で生じる二次性高血圧があります。
体重が増加すると,蓄積した脂肪細胞からアンジオテンシノーゲンなどの悪玉の生理活 性物質が多く分泌され高血圧になります。
症状としては、頭が重い,めまい,首筋のこりなどが生じることがありますが,高血圧に特徴的な自覚症状はありません。

○放置すると
強い圧力が長年血管にかかると,血管が破れます。 とくに脳出血は命取りになります。
また血管内部に脂質の蓄積を助長させて,心筋梗塞 ,脳梗塞などが起こりやすくなります。
他に腎臓に負荷がかかり尿に蛋白がもれ出てきやすくなり,尿検査では「尿蛋白+」 などの結果となります。
※定期的に血圧を測り、記録する習慣も忘れずに!!

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